今日は神秘的なサビアンシンボルの
トラインのアスペクトでの
つながりをご紹介します。
トラインはイージーアスペクトという
事で、もともと相性の良い関係を
生み出しますが、私は同じ方向性を
持つものどうしという解釈をして
います。
つまりこのトラインで結ばれた
シンボルどうしは、一つの同じ方向性
のテーマで結ばれているという事です。
さて今回ご紹介するトラインの関係に
あるシンボルは
蟹座17度
「知識を持った生命に成長する微生物」
蠍座17度
「自分自身の子供の父親である女性」
魚座17度
「復活祭の歩道」
です。
まず蟹座17度の「知識を持った生命に
成長する微生物」は原典から私が訳しま
したが、つまりは進化するという事です。
しかも知識を持つのですから、人間の
ような高等生物に進化するという
シンボルです。これは叡知がもたらされて
成長するという意味のシンボルになり
ます。
そしてその叡知をもたらす教育係が、
蠍座17度の「自分自身の子供の父である
女性」なのです。
これは、なんだか混乱しそうな言い回し
ですが、要するに母親が厳格な教育を
施す父親の役割もこなしているという
意味なのです。
もちろん教育としての意味もありますが、
自分の意志を伝える事によって、相手と
つながり、また相手の力になろうという
意味のシンボルになります。
そしてやはりこの蠍座17度の教育係と
しての母親が、女性教師となっています
よね。この先生によって微生物は知識を
与えられ、知識を持った人類に進化する
という事なのです。
そしてその進化したあとの人類の繁栄を
示しているのが、
魚座17度の「復活祭の歩道」という
わけなのです。
当然微生物ですから、進化と繁殖という
エネルギーを象徴しているので、多くの
人々でにぎわう風景につながってくる
わけですね。
そしてまたこの人々の中の家族が、やはり
子供に教育していき、世代が継がれて
いく事で、人類自身も進化していく
という循環になっているという事を象徴
しているわけです。
これが今回のサビアンシンボルのトライン
(120度)でのつながりという事です。
つまり同じ方向性であるトラインの
関係を、見事にサビアンシンボルが
描写してくれているというわけです。